山めし礼讃  >  山小屋ごはん > 嘉門次小屋 岩魚の塩焼き

2011年03月01日

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嘉門次小屋 岩魚の塩焼き

蝶ヶ岳を下り徳沢で一休みした後、明神に重いザックを降ろし、
嘉門次小屋へ。

59df8a5c.jpg

お目当ては岩魚の塩焼である。
黄金週間の真っ只中、観光客をかきわけるように、
嘉門次小屋にたどりついた。



ゴールデンウィークに登った、蝶ヶ岳の帰りに立ち寄った嘉門次小屋。

ここは状況さえ許せば、上高地への下山前に、
必ず立ち寄りたい、山小屋めしどころなのだ。

岩魚の塩焼を注文し、屋外のテーブルで焼き上がりを待つ。

囲炉裏の部屋ではお兄さんが忙しそうに岩魚に
塩をしてきれいに囲炉裏にならべていた。

 kamonnji20070522-003.JPG

やがてじっくり焼きあげられた岩魚の塩焼が!

kamonnji20070522-001.JPG

頭からガブッとやると川魚のいい薫りだ。
カヌーであちこちの川を下っていた頃から川魚が大好物なのだ。

京都保津川の小ぶりの鮎、長良川郡上八幡の鮎としぶうるか。
四万十川で川漁師さんからもらって川原で焼いて食べた鮎。
あれはタマラなかったなぁ。

唐松岳から黒部の祖母谷温泉に下り、翌早朝に欅平の食堂で
頼み込んで食べさせてもらった岩魚の塩焼き定食も思い出したり・・・

いや、嘉門次小屋の岩魚であった。 このツラがまえ。

kamonnji20070522-002.JPG

岩魚をかじりながら渇いた喉にビールを流し込み、
しみじみと昨日からの残雪の蝶ガ岳を想い出す。

上高地までもうひといき。今晩は小梨平でテントを張るのだ。


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  また、実際に作ってみられたりしましたらぜひコメントで
  ご感想などいただければとってもうれしいです。

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この記事を書いた人:山めし礼讃 管理人 げんさん

山めし礼讃 げんさん
ビールを飲むためにテントを担いで山に登り、山ごはんを作るのが趣味。登山歴、山ごはん歴20年以上。低山からアルプス、日帰りからテント山行まで、四季を通じて休みがあれば山に行き、山めしを作って飲む。夏は北アルプスや南アルプスを中心に、最近は東北の山にも目覚めている。冬は八ケ岳を中心に、美しい景色と美味しい山ごはんのために山へ繰り出す。
著書に「げんさんの山めしおつまみ」(エンターブレイン)、共著に「げんさんとよーこさんの山ごはん」(山と渓谷社)などがある。
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コメント一覧

2. Posted by 山めし礼讃   2011年06月19日 00:51
>横山滋磨呂さん
はじめまして。
コメントありがとうございます!

明神のこの嘉門次小屋、
あの岩魚を囲炉裏で焼く風景は昔ながらの光景なのでしょうね。

山めし、山酒バカのブログですが
ぜひまたお越しください。
1. Posted by 横山滋磨呂   2011年06月18日 14:34
大阪からバスツアーでいった上高地、4時間の自由時間に昔行った嘉門次小屋、50年前の記憶どうり明神池のほとりにありました。久しぶりに食す岩魚の塩焼き絶品でした。
昔は唐沢から奥穂、岳沢まで行ったこともある。
今は病人で一泊ぐらいしかいけません。
偶然見つけたあなたの山めし礼賛、楽しませていただきました。ありがとう。

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