2012年08月03日
山のまな板
山のまな板。
山めしの三種の神器のひとつ、まな板のお話。
私の山めし山行に欠かせないのがこの「山のまな板」。
ありていに言えば、ベニア板の30cm正方形の合板なのだが、
テント山行のときにはいつもこれを持参。
あまりすすめられないのだが、雪山ではテントの中で
バーナーを使うときに、このまな板が安定版となる。
夏山では、テントの外に、こんな感じで
周囲の石をつかって山のお膳兼ガス台に。
四隅に平らな石を置いて、その上にまな板を安置。
ガスカートリッジをのせて、ひとり分の酒、シェラカップや
メスティンを置くには十分な大きさなのだ。
水平と安定を保つために小石をはさんで調整すれば完ペキ。
もちろん、ザックの中でひっかけて衣類やテントを破いたり
手を切ったりしないように、四隅は角を落としてやすりでメンドリした
自作まな板なのだ。
ちなみに、これはテント山行用。
日帰りザックにははいらないので、30×20の細長形にした
ミニ版も自作している。
ぺらぺらの薄型も持ち運びにはいいのだが、
やはり安定感といい、切りモノをするときの感触といい、
総工費160円とは思えない、この山のまな板、
お気に入りなのだ。
#もし運がよければ、今頃は北アルプスの稜線で山めし。
あの憧れの縦走路をひたすら歩いているはず。。。
【お知らせ】
山めし礼讃 | フェイスブックページ
「山めし礼讃」のフェイスブックページを作ってみました!
#山めしのご参考になりましたら、ぜひ一票を。
また、実際に作ってみられたりしましたらぜひコメントで
ご感想などいただければ、とってもうれしいです!
人気ブログランキングへ
山めし礼讃のツイッターはじめました!
日々想う(思いつく?)山めしのアイディア、酒のことなどつぶやきます。。。
この記事を書いた人:山めし礼讃 管理人 げんさん
ビールを飲むためにテントを担いで山に登り、山ごはんを作るのが趣味。登山歴、山ごはん歴20年以上。低山からアルプス、日帰りからテント山行まで、四季を通じて休みがあれば山に行き、山めしを作って飲む。夏は北アルプスや南アルプスを中心に、最近は東北の山にも目覚めている。冬は八ケ岳を中心に、美しい景色と美味しい山ごはんのために山へ繰り出す。著書に「げんさんの山めしおつまみ」(エンターブレイン)、共著に「げんさんとよーこさんの山ごはん」(山と渓谷社)などがある。
トラックバックURL
コメント一覧
2. Posted by 山めし礼讃 2012年10月20日 23:58
>やま酒大好き!さん
コメントありがとうございます!
私の場合、山めしは、山で酒を飲むため、
山での最大の楽しみでもあります。
軽量化を優先したフリーズドライもあるのですが
重さとうまさ、飲みたいメニューのバランスですかね。
コメントありがとうございます!
私の場合、山めしは、山で酒を飲むため、
山での最大の楽しみでもあります。
軽量化を優先したフリーズドライもあるのですが
重さとうまさ、飲みたいメニューのバランスですかね。
1. Posted by やま酒大好き! 2012年10月19日 23:27
はじめまして。
山登りをはじめてまだ3年目の初心者です。
書籍おめでとうございます。
初の印税!どうされるのでしょうか?
楽しみでもあり、税金が・・・というところでしょうか??
ところで、料理材料には「缶」がよく出てきますが、私の知っている事では「出来るだけ軽量に」と「ゴミを出さない」のが基本のはずですが、缶となると、重いし、使ったあとでも分量(ザックをぶんどる容量=空き缶の体積)は減らないし・・。缶って山には不向きじゃありませんか?この山めしには、缶料理を使った記事が多く載っているのを不思議に思うのは、私だけでしょうか?
山登りをはじめてまだ3年目の初心者です。
書籍おめでとうございます。
初の印税!どうされるのでしょうか?
楽しみでもあり、税金が・・・というところでしょうか??
ところで、料理材料には「缶」がよく出てきますが、私の知っている事では「出来るだけ軽量に」と「ゴミを出さない」のが基本のはずですが、缶となると、重いし、使ったあとでも分量(ザックをぶんどる容量=空き缶の体積)は減らないし・・。缶って山には不向きじゃありませんか?この山めしには、缶料理を使った記事が多く載っているのを不思議に思うのは、私だけでしょうか?