2016年09月28日
井川 大西屋旅館
井川 大西屋旅館。
夏の南アルプス南部、聖岳、赤石岳、荒川岳を縦走して下山時に寄った温泉。
その、鄙びた温泉宿で、驚きの料理をいただいてきた。
夏の南アルプス南部、聖岳、赤石岳、荒川岳を縦走して下山時に寄った温泉。
その、鄙びた温泉宿で、驚きの料理をいただいてきた。
井川の中心部にある、大西屋旅館。
大正から続くという老舗旅館だ。
部屋も歴史を感じさせる造りで、
地元、川根のお茶で一服。
歩くとギイギイいう木造の廊下をわたり、階下のお風呂に行くと、これまた超レトロ。
というか、シュールな感じさえ受けるほど。
20室ほどもある大きな旅館なのだが、本日の泊まりは私ひとりなのか、
お婆さんが一人、世話をしてくれる。
(めっちゃタイムスリップしましたわ・・・)
さて、ゆっくりとお湯に浸かった後は、噂の大西屋旅館のコース料理。
最初、テーブルの上はとってもシンプルだったのだが、
ほどなく、最初のアミューズ。
ガスパチョ。
この時点で、大正から続く、ただの老舗旅館ではないことを悟らされる。
サーブしてくださるのは、シニアソムリエの資格を持ち、ピエモンテのホテルで修行されたという女将さん。
グラスで供されるスパークリングワイン。
これに、ヤマメの皮を炙ったやつが、異様にあうんですわ。
茄子と高野豆腐の煮浸し。
さて、食卓に置かれたのはアルペンザルツの岩塩。
アツアツ、揚げたての地元野菜の天ぷら。
こちらは、ヤマメのカルパッチョ。
地元産しいたけの塩バター焼き。
肉厚のしいたけがとびきり旨かった。
ヤマメのパピヨット(フランスの紙包み焼き料理)。
頭から食べられるヤマメの蒸し焼きに、白ワインがとまらない。
ヤマメのグラタン。
シメは老舗らしい塗りの器で、ごはんと味噌汁。
デザートまでいただいて、満腹。
井川 大西屋旅館。
老舗旅館の佇まいと、シュールなお風呂に、素晴らしいコース料理。
供される、ワインも、すごくコスパがよくて、え?こんな値段で?と
思うような上質なワインを愉しめる。
いろんな意味で、すごいインパクトのある宿であった。
【井川 大西屋旅館】
大西屋旅館
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大正から続くという老舗旅館だ。
部屋も歴史を感じさせる造りで、
地元、川根のお茶で一服。
歩くとギイギイいう木造の廊下をわたり、階下のお風呂に行くと、これまた超レトロ。
というか、シュールな感じさえ受けるほど。
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お婆さんが一人、世話をしてくれる。
(めっちゃタイムスリップしましたわ・・・)
さて、ゆっくりとお湯に浸かった後は、噂の大西屋旅館のコース料理。
最初、テーブルの上はとってもシンプルだったのだが、
ほどなく、最初のアミューズ。
ガスパチョ。
この時点で、大正から続く、ただの老舗旅館ではないことを悟らされる。
サーブしてくださるのは、シニアソムリエの資格を持ち、ピエモンテのホテルで修行されたという女将さん。
グラスで供されるスパークリングワイン。
これに、ヤマメの皮を炙ったやつが、異様にあうんですわ。
茄子と高野豆腐の煮浸し。
さて、食卓に置かれたのはアルペンザルツの岩塩。
アツアツ、揚げたての地元野菜の天ぷら。
こちらは、ヤマメのカルパッチョ。
地元産しいたけの塩バター焼き。
肉厚のしいたけがとびきり旨かった。
ヤマメのパピヨット(フランスの紙包み焼き料理)。
頭から食べられるヤマメの蒸し焼きに、白ワインがとまらない。
ヤマメのグラタン。
シメは老舗らしい塗りの器で、ごはんと味噌汁。
デザートまでいただいて、満腹。
井川 大西屋旅館。
老舗旅館の佇まいと、シュールなお風呂に、素晴らしいコース料理。
供される、ワインも、すごくコスパがよくて、え?こんな値段で?と
思うような上質なワインを愉しめる。
いろんな意味で、すごいインパクトのある宿であった。
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この記事を書いた人:山めし礼讃 管理人 げんさん
ビールを飲むためにテントを担いで山に登り、山ごはんを作るのが趣味。登山歴、山ごはん歴20年以上。低山からアルプス、日帰りからテント山行まで、四季を通じて休みがあれば山に行き、山めしを作って飲む。夏は北アルプスや南アルプスを中心に、最近は東北の山にも目覚めている。冬は八ケ岳を中心に、美しい景色と美味しい山ごはんのために山へ繰り出す。著書に「げんさんの山めしおつまみ」(エンターブレイン)、共著に「げんさんとよーこさんの山ごはん」(山と渓谷社)などがある。