山めし礼讃  >  山小屋ごはん > 温泉山岳ホテル アンデルマット

2019年11月27日

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温泉山岳ホテル アンデルマット

八ヶ岳の北、白樺湖の姫木平にある、温泉山岳ホテル、アンデルマット。

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まるでスイスの山岳ホテルを思わせるような、素晴らしいホテルだ。



霧の中にポツンと建つ、アンデルマット。

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駐車場から見上げると、なんだか少しレストランぽいのだが、こちらは正面ではなく、左に回り込んで上がると、スイスの山岳ホテルさながらのどっしりとした入口。

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中に入ると、真正面には、大きな薪ストーブのあるラウンジ。

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この薪ストーブがめちゃめちゃ暖かく、この熱がホテルの中の部屋部屋に送られて、部屋もとっても暖か。

薪ストーブの横には、夕食後まで愉しめるコーヒーとお茶のサービスも。

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ゆっくりと温泉に浸かった後、薪ストーブの横でお茶を飲みながら読書。

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今年一度読んだのだけど、もう一度しっかり読み直したかった、「ニュータイプの時代」
普段の自分の仕事を省みて、ずっしりと心に響く一冊だ。

こちらはリビングの奥にあるダイニング。

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18時30分から、アンデルマットのディナーは始まる。

テーブルにはフォンデュ・シノワーズの用意がされていた。
この夏にスイスのツェルマットに訪れたときは、一人前でフォンデュ・シノワーズを食べられるところがなく、いつか食べてみたいと思っていたのだ。

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豪勢な肉のプレート。これ一人前。
手前がポークで、奥がビーフのしゃぶしゃぶ肉。

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お野菜もたっぷり。

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ダイニングの中央には、前菜のブッフェもある。

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レンコンのはさみ揚げ、鴨のパストラミ、そして、ネギのグラタン。

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ひとしきりビールを愉しんだら、続いてグラスで白ワイン。
スモークサーモン。

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そして、しめさばに、おいしくっておかわりしてしまった、ネギのグラタン。

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ネギの甘みが素晴らしく、ホワイトソースとよくあう。

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さて、そろそろメインのフォンデュ・シノワーズに。
デキャンタで赤ワイン。

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まずはポークを。

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ポン酢であっさりといただく。

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やわらかくって、うまみたっぷりでジューシーなポークにうっとり。
続いてビーフもしゃぶしゃぶ~

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こちらはアンデルマットオリジナルの、ソース三種。
オニオンソース、ゴルゴンゾーラチーズのソース、そしてサルサソース。

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ビーフにこのゴルゴンゾーラのソースがすんごく合うのだ。

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ああ、赤ワインがとまらない。

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ブッフェには、スイスの定番、チーズフォンデュもあって、自分でバゲットやじゃがいも、ブロッコリーなど好きな具材をフォンデュして楽しめる。

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またまた、ネギのグラタン(笑)

もうお腹いっぱいで、ごはんと味噌汁はパス。
薪ストーブのあるラウンジに移動して、食後のデザートとコーヒー。

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翌朝のモーニングもすごくって。
こちらはブッフェからとってきた、新鮮な野菜サラダと、アツアツのグラタン、ブロックリーのチーズ焼き、スクランブルエッグ。

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アンデルマット名物の、焼きたてアツアツのフレンチトースト。

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山岳温泉ホテル、アンデルマット。
おいしいフォンデュ・シノワーズと、手の込んだモーニング。
スイスの山岳ホテルと雰囲気そっくりだが、温泉があるのが日本のいいところ。
とっても美味しい山小屋ごはんであった。

<山岳温泉ホテル アンデルマット>
 温泉山岳ホテル アンデルマット 


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この記事を書いた人:山めし礼讃 管理人 げんさん

山めし礼讃 げんさん
ビールを飲むためにテントを担いで山に登り、山ごはんを作るのが趣味。登山歴、山ごはん歴20年以上。低山からアルプス、日帰りからテント山行まで、四季を通じて休みがあれば山に行き、山めしを作って飲む。夏は北アルプスや南アルプスを中心に、最近は東北の山にも目覚めている。冬は八ケ岳を中心に、美しい景色と美味しい山ごはんのために山へ繰り出す。
著書に「げんさんの山めしおつまみ」(エンターブレイン)、共著に「げんさんとよーこさんの山ごはん」(山と渓谷社)などがある。
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